工務店経営の骨太工法をつくる

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木肌の魅力について

こんにちは。エクスペリエンスの平尾です。

今回は木肌の魅力について考えてみたいと思います。
人に人柄があるように木にもまた木柄があります。スギは庶民的でヒノキは貴族的だといったようなことです。スギは木肌が柔らかくてしっとりと濡れたような色艶をもちます。木目が変化に富んでいるため眺めているだけで心が和らいできます。


ヒノキは堅くて肌が奇麗ですが、木目が目立たず、やや重い感じで変化に乏しいです。しかし、気品の高さにおいては随一で、他に比べるものがありません。古名を真木(まき)と呼びましたが、それは木の王者という程の意味でした。ヒノキの建築の代表は伊勢神宮ですが、もし日本にヒノキという木がなかったら、おそらくあの端正な姿は生まれてこなかったに違いありません。


木はまた産地によって材質が違います。同じスギでも、秋田、吉野、四国、九州といったような違いがあります。雨の多いところで育った木は湿気に強いように、寒気の強いところで育った木は寒さに耐えるように、長い生物の進化の過程の中で あの小さい細胞の中には不思議な命が宿ってきました。ですから、宮大工の口伝では、「木のくせを知って使い分けよ」と教えているのです。


お菓子の折り箱を前にする度に思うことなのですが、ヨウカンをスギの箱に入れると、一段と美味しく感じるのは不思議です。寿司についても同じことがいえます。にぎりはヒノキの一枚板の上で食べないと美味しくありません。でも、寿司屋のおやじさんは、あの白い木肌を美しく保つために毎日大変な苦労をしています。これもまた木肌の持つ神秘性のゆえんです。ビフテキの肉はステンレスの上で切りますが、サシミはヒノキのまな板でなくては駄目です。ビフテキとサシミの味の違いは、金属と木材、そしてまた西洋と日本の違いでもあります。


お風呂についても同じです。白木の風呂は衛生的にはタイルに劣り、値段もずっと高いのに、何となく、ヒノキの香りが忘れられないといいます。キリのタンスにキリの下駄もまた同じです。お嫁入りにはキリのタンスを持っていきますが、これも実用性よりも、あの白木の肌に対する郷愁が最大のものらしいです。

楽器では話がもう一つ神秘的になります。バイオリンにしても琴にしても、科学技術が長足の進歩をした今日でも、木を使った伝統の制作技法は、いささかの改良案も寄せ付けません。弦楽器の響き板には、今のところ木に代わる材料は見当たりません。それも天然の木の中から良いものを選び出すより他に方法がないといいます。このように考えてくると、木は原始的で粗末な素材ではなくて、実は最も高級な神秘的素材ということになるでしょう。

このように、日本人は世界で最も木にうるさい人種のようです。木肌の持つ魅力を十分にお客様伝えることが私たちにとって大事なことだということを改めて感じてしまいますよね。


次回も楽しみにして下さい。



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