工務店経営の骨太工法をつくる

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床の間について考えてみる

こんにちは。エクスペリエンスの平尾です。

今回は、床の間について考えてみたいと思います。

もともと、畳は寝具として使われるもので、普通は板張りの床でしたが、室町時代に書院造りができてから畳を部屋に敷き詰めることが広まりました。

書院というのは、もとは悟りを開くための部屋のことで、そのため畳の床よりも一段高い床をつくり、それを「床の間」と呼び、そこに神仏を描いた絵とか、教えを書いた掛け軸をかけて、灯りをともし、供物を供えて祀ったのです。床の間に人があがってはいけないとするのは、つまり神仏を祀る場所だったからということです。


床の間には「本床」と本床を略した形の「略式床」と本床を変形した「変形床」から成り立ちます。

「本床」といわれるための条件は、床柱と落し掛け及び床框があり、床の間の床が畳敷きか薄縁であることです。以上のうちどれかが欠けたり、変形であったりすると、「略式床」、「変形床」と言われるのです。

もう一つ別に、床の間の位置によって「本床」という呼び方があります。

昔から「(床の間に向かって)左明かりの床の間を本床と呼ぶ」と言われており、それは床の間の左側に縁側があり、書院があって、右側には床脇(違い棚)がある形で、書院建築で有名な桂離宮、二条城の二の丸御殿などがそれに当てはまります。

これは、「東南の玄関、北西に主の住居」という陰陽道の家相の影響で、建物が東南から北西に向かって雁行していきます。
床の間は当然南に面しているので西側が通路となって、明かりの入る「左明かり」になります。これを「本床」というのです。


床の間にはこのような「」、「位置」による名称のほかにさらに「大きさ」による名称にも分かれます。

大きさに奥行きはあまり関係なく、間口をもって呼びます。「桝床」は床の間の平面が正方形で升のようになることからこう呼びます。これは茶室でしか主に使われません。
「台目床」は三尺八寸(115センチ)位から五尺五寸(167センチ)までを呼びますが、一間より短ければ全てこう呼ぶことが多いようです。あとは「一間床」「七尺床」「八尺床」「九尺床」と続きます。

現在の床の間には、すべて畳(薄縁含む)か板のどちらかが張ってありますから、畳床、板床がほとんどですが、昔、茶人の宗旦さんが考えた「土床」と言うものがあったそうです。

それは 床の間の床を壁と同じ土で塗ってしまい、その上に紙を敷いたもので、現在ではほとんど見ることはありません。


床の間は現代の住宅の中では唯一形式が問われる部分なのかもしれませんが、壁にただ掛け軸を掛けただけでも「壁床」といって、略式の床の間ではありますが、立派に「床の間」と言われます。

それを考えると、「形」よりは本来 床の間を聖域と考えた「思い」の方が大切なのでしょうね。



次回も楽しみにして下さい。

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