FC2ブログ

工務店経営の骨太工法をつくる

株式会社エクスペリエンスが工務店・ビルダーの経営者の皆様にお届けする工務店経営の実践情報および、役立つ最新情報・営業情報満載のブログです!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

トヨタホームとミサワホーム

こんにちは。エクスペリエンスの平尾です。

今回はトヨタホームとミサワホームの資本・業務提携強化について触れたいと思います。

先月4月28日に、トヨタ自動車がミサワホームへの出資比率を13.4%から27.8%へ引き上げ、資本・業務両面で関係を深め、住宅事業をテコ入れするとの報道発表が行われました。


トヨタホームはトヨタ本体が住宅の生産と技術開発を行い、トヨタホームは営業機能を担うという展開でしたが、10月には住宅事業に関する機能を全てトヨタホームへ集約するとのことです。

トヨタの住宅事業の売上高は4%増の1,489億円。売上高はここ数年1,500億円前後で推移しており、最終損益も黒字が続いているものの、トヨタホームの住宅販売戸数4,335戸(2009年3月期)の多くが中部圏に集中していて、全国展開する住宅メーカーに比べると規模的に劣勢な状況が否めません。

これに対して、ミサワホームはご存知の通り、2004年12月に産業再生機構の支援の下、トヨタ自動車、野村プリシバル・ファイナンス、あいおい損害保険が第三者割当増資を引き受け、2006年の3月まで産業再生機構の支援を受けていた状況でしたが、業績の回復によって、販売戸数では全国5位の10,080戸です。


トヨタの発表では、今後は資本関係の強化に合わせて、業務提携も拡大するとのことで、共同調達比率は現在の4割から6割に引き上げコストを削減するのと同時に、ツーバイフォー工法の住宅でも協業の検討に入るとのこと。少子高齢化に加え、雇用や所得環境の悪化から、住宅市場は低迷。住宅ローン減税などの政策効果で一部持ち直しの動きはみられるが、中期的に見て国内市場の縮小は避けられないため、トヨタはミサワとの関係強化が必要だと判断したとのことでした。


両社の販売戸数を合計すると、No.1の積水ハウス15,784戸(2010年1月期)に次ぐ第2位の規模になります。

業界第2位の規模を生かしてスケールメリットを共有するには、住宅設備だけではなく、構造躯体の共有も必要とのことでしょう。しかし、現在はトヨタがユニット・鉄骨を軸とした商品展開に対し、ミサワは木質商品の展開です。

本当に住宅設備以外の部資材の共同調達が可能なのでしょうか?本来のお互いの強みを生かすとしたら、ツーバイフォーの協業については少し疑問がありますよね。

今後の行末はどうなるのか?いずれにせよ、両社の動きは注目したいと思います。

また、この動きを発端にして、ハウスメーカーの資本提携や経営統合などの業界再編などの動きが始まるのかも注目したいところです。

下位メーカーは業績不振に苦しみ、自社の特徴を出すことに必死に模索しています。工務店・ビルダーが業界水準を高めたことによって、ハウスメーカー自体の存在価値が失われてきた今、ハウスメーカーも生き残りを懸けた戦いが始まっているのです。

次回も楽しみにして下さい。

●●====================================●●

★「棟梁のための営業塾」
   http://experiencenet.blog130.fc2.com/

★工務店経営の骨太工法を造る
   http://www.ex-p.jp/

★発行者
 株式会社エクスペリエンス 代表取締役 平尾正隆
 〒331-0811
 埼玉県さいたま市北区吉野町2-196-6
 ウエルズ吉野町106
 電話  048-776-9435 048-776-9435  FAX 048-776-9436

★メルマガ希望の方は下記の欄に必要事項を
  ご記入し、送信ください

  http://form1.fc2.com/form/?id=562087

●●====================================●●
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://experiencenet.blog130.fc2.com/tb.php/10-148dc1f8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。